どもども、モレキレカンです!
あなたのダイエットが続くまで第二弾は
くじけるタイミングをよく知る!
であります。
第一弾から間があいてしまいましたが、あなたのダイエットが続くまで①もご参照ください。
くじけるタイミングをよくしる【あなたのダイエットが続くまで②】
くじけそうな時期とはいつのことなのか?
3日坊主という言葉がありますが、みなさんはいかがでしょうか。
狙った習慣は身に付けられますか?
・やろうと昨日の夜は思ってたんだけど・・・
・1日、2日はもつけどすぐ飽きちゃうんだよね
などの経験がありますか?
そんなあなたに是非この記事を!
くじけやすいタイミングを知るだけで、対策はぐっと楽になります!
よく私が外来をやっている際に、新しい環境に入る方たちに
「3のつく時期に疲れを自覚しやすいので気を付けましょう」
とお伝えしています。
精神科外来でよくお伝えするのは新しい職場環境に入る際ですが、それぞれで新しい環境に入る(例えば新しい学校あるいは塾などでもいいでしょう)と考えてみてください。
具体的には3日目、3週間目、3ヶ月目、3年目という時期です。
3日目でまず考えてみましょう。
1日目・・・新しい環境に入り緊張感のなか過ごす。周囲のもの全てが新しい刺激なので集中が途切れない。
2日目・・・少し周囲のことがわかるようになり、出来ることが出てくるので興味を持ち取り組める。
3日目・・・慣れを感じてきて緊張感が途切れ、これまでの緊張感の分の疲れを自覚する。
いかがでしょうか。経験したことがある方もいるのではないかと思います。
新しい環境に入った時の緊張感の感じ方は個人差がとても大きいです。
そして緊張感が高まりすぎてしまう方は疲れもその分強烈なものとなります。
これは職場など、環境が新しく変わった場合にお伝えすることなのですが、実は新しい習慣を身に着けていく時にも同じように考えることが出来るのです。
新しい習慣を身に付けたいと考えた際に三日坊主になるパターンを見ていきましょう。
1日目・・・新しいことに挑戦を始め、少しわくわくした気持ちで過ごす。新しい刺激が多く集中が途切れない。
2日目・・・少し刺激に慣れてくるが、出来ることも増えてくる。ちょっと大変だなと思う場面もある。
3日目・・・慣れを感じて、刺激の新鮮さが失われ、ちょっと休もうかなと思ってくる。
いかがでしょうか。新しい環境の刺激と新しい習慣の刺激、共通点がありますね。
3日目にあたるのがいつになるかは、その人その人で若干のずれが出てきます。それがご自身ではいつなのが、これまでの経験を振り返って把握しておきましょう。もちろんどんなものを始めるか、どんな環境に入るかによっても変わってきますから、おおまかに捉えるようにしてください。
くじけそうな時にどうすれば良いのか?
くじけるタイミングを知ることがどうして役に立つのでしょうか。
それはその時に合わせて乗り切るための工夫を総動員することが出来るからです。
3日目にくじけそうになっても、実はその数日を乗り越えると次の3週間までは何とか続けられたりするのです。人間には慣れてくると一定を保とうとする機能が元来備わっています。それが新しい習慣を身に付けるのを邪魔してくるのですが、逆に言うと習慣になってしまったものは辞めにくくなります。しかし、そんな身についた習慣も何となくやめやすくなってしまう時期があるのです。それがこの「3のつく時期」です。
そして「あ、そろそろ挫ける時期だぞ」と意識するだけで不思議と乗り越えられたりもします。
それでもつらい時にはどうすればいいでしょうか。
この時こそが「ご褒美」の出番なのです。
「ああ、もう辞めたい」と感じた時にこれまでだったら何となく辞めていたことを、「今はだれでも辞めたくなる時期。ここを乗り越えたら自分に『ご褒美』をあげよう」と考えて、ダイエット中であったらチートミールを設定したり、お買い物をしたりと自分にとってモチベーションが上げられる「ご褒美」をあげましょう。
そして大事なのは、やめたい期間を過ぎてから「ご褒美」をあげるということです!
ついついやめたくなった時にすぐ「ご褒美タイム」にしてしまいがちですが、「ご褒美」の後に頑張るというのはなかなか大変なんです。にんじんをぶら下げれば走る馬も、にんじんを与えられた後では言うことを聞いてくれるかは分かりません。
そしてどのようなご褒美があなたにとって一番効果的かはあなたにしか分かりません。
食べ物ひとつとっても、甘いものが好きな人がいれば辛いものが好きな人もいたり、食感にこだわる人がいれば香りにこだわる人がいますよね。自分の好みを知るというのは武器になります。
「外的動機づけ」をうまく活用していこう
この「ご褒美」のことを心理学の用語では「外的動機付け」と呼びます。
一方で「憧れ」「夢」などの強く自分の内から沸き上がってくるものは「内的動機付け」と呼ばれます。
あなたのダイエットが続くまで①で書いた何故痩せたかったのかを思い出すというのは、この内的動機付けをもう一度燃え上がらせる方法になります。これも同じタイミングで用いても良いかもしれませんね。
今回は、「外的動機付け」をいつどのように使えば効果的かということについて書いた記事でした。
自分の心が折れやすい時期を知り、うまく「ご褒美」を使って、自分にとって良い習慣を楽に身に付けられるようになりましょう!
そうするとおまけで自己効力感が上がり、人生が幸せに感じられるようになるかもしれませんよ!
最後までお読み頂き誠にありがとうございます!
先日、ラジオで大御所芸能人が「私はありがとうやごめんなさいなど思ったことは伝えるようにしている。その方が絶対に良い」と言ってて、全くその通りな正論なんだけど、それが出来るのは「自分は自分の感情を相手に伝えるだけの価値がある」と思える人だけだと思った。
— モレキレカン腹筋割り中 (@morekirekan) 2019年10月14日
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